CONCEPT

オンラインも来院も、待たずに質の高い医療へ。

当院では、患者さんの診療時間を大切に、「待たない」仕組みを追求しています

24時間いつでもLINEやWebでご予約可能

24時間いつでもLINEやWebでご予約可能

診療のご予約は、スマートフォンやパソコンから簡単にお取りいただけます。
診療時間内に電話をかけたり診療開始前に並んだり、というような労力も必要ありません。
深夜早朝でも、空き状況を確認して予約確定が可能です。

受付を完全にデジタル化

受付を完全にデジタル化
web予約・問診で来院後スムーズにご案内

当院では受付を無人化(遠隔対応化)し、タッチ操作ディスプレイによる受付を導入しています。ご自身のスマホで自宅または院内で問診票を送信し、院内での待ち時間短縮につなげています。院内のカルテシステムと連携したCLINICS診療アプリとLINEの併用で、診療をご案内します。

全て個室ブースの待合で視線を気にせず診療

全て個室ブースの待合で周囲を気にせず診療へ

全ての待合室がコンセント完備の個室ブースになっており、小さなお子さん連れでも周囲を気にせず安心してお待ちいただけます。
院内での感染リスクの低減とプライバシー確保の両立を実現しています。
リクライニングソファでリラックスしてお過ごしください。

スマホとLINEをつかってセミセルフ受付

スマホとLINEをつかってセミセルフ受付

セミセルフ受付で感染防止をしつつ診療の待ち時間を最少にできます。受付後は個室ブース内のご案内をご覧いただき、検温・血圧測定の結果をLINEにお送りください。ご準備ができた方から、診療室へご案内します。
ご不明な点があるときはLINEでご質問を送っていただいたり、呼び出しベルでスタッフを呼んでいただくこともできますので、ご安心ください。

診療費は専用アプリで自動決済

診療費は専用アプリで自動決済
会計待ち時間ゼロで帰宅可能

予約時に登録したCLINICS診療アプリにクレジットカードを登録いただいていれば、自動決済を利用可能です。処置室や診察室で処方せんを受け取るとすぐにお帰りいただけます。(CLINICS診療アプリの決済機能を利用しない場合、通常の会計手順となり待ち時間が発生します。)

ご自宅近くの薬局でも、同じビル内の薬局でも

ご自宅近くの薬局でも
同じビル内の薬局でも

院内診療の方にお渡しした処方せんは、ご自身の希望の薬局にご提出いただけます。オンライン診療の方はCLINICSアプリで選択した薬局へ処方せんをお送りできます。(同じビル内の北浜オンライン薬局さまでもお薬の受け取りが可能です。)

歯科との医療連携も 予防医療の観点から積極的に

歯科との医療連携も
予防医療の観点から積極的に

同じビル内のIhana歯科北浜さまの他、それぞれの患者さんのかかりつけ歯科医師との医療連携が可能です。くいしばりや金属アレルギーなどお口のトラブルに起因する全身の不調や、睡眠時無呼吸症候群などの治療で協力が可能です。
お子さんの発育やお食事のそしゃくや飲み込みに困難がある方も、歯科との連携治療が必要なケースがあります。お気軽にご相談ください。

wave

"通いづらい"をなくすために、医療のかたちを見直しました。

「それって、本当に必要ですか?」

病院に行こうと思ったとき、こんな経験はありませんか?

  • 数分の診察のために、何十分も待つ
  • 薬をもらうだけで、半日がかり
  • 診察の順番が来るまで、子どもと一緒に長時間の待機
  • 忙しい平日に、わざわざ半休を取って通院

医療の世界では、こうした「当たり前」が長年続いてきました。
でも、本当にこのままでいいのでしょうか?

私たちは、医療の"ムダ"を見直しました。

みらいクリニック大阪北浜は、「もっと気軽に、もっと自由に医療とつながれる場所」を目指して設計されています。

webでの事前予約が可能なので、診療時間を待って電話をかける必要はありませんし、診療時間前に並んで順番取りをする必要もありません。24時間いつでも空き状況を見て確定の予約を入れることができ、そのご予約の時間に合わせて、ご来院またはオンライン診療のアプリを開いていただくと最少の待ち時間で診療を受けられます。

院内診療の受付は完全デジタル化。来院後はタッチパネルでチェックイン。従来のように来院後、紙の問診へ記入することや列に並ぶことはありません。待合室もすべて個室となっており、ほかの患者さんと近距離で接するリスクもなく、安心して過ごしていただけます。

当院はオンライン診療にも対応しています。ご自宅や職場から、スマートフォンやパソコンを通じて来院することなく診察を受けられ、移動の手間や時間というムダも省くことができます。(症状によっては院内にて診療が必要と医師や看護師が判断することがあります。その場合はご来院いただくようご案内いたします)。

院内診療でもオンライン診療でも、事前に保険証の確認や問診票の回答などLINEでご案内します。ご来院前の無理のないタイミングでご回答ください。

院内診療の場合は、スムーズなご案内のために、待合ブースにて体温や血圧の測定をご自身で行っていただくというご協力をお願いしておりますが、その分、院内で長時間待機するというムダはありません。

さらに、お会計も専用アプリで自動的に決済されるため、受付で医療費の計算を待ったり支払いのやりとりをしたりせず、診療後はそのままご帰宅いただけます。

未来の医療を守るために、私たちと一緒にクリニックを育てて下さい。

私たちはテクノロジーを活用して、真に人を大切にするあたたかい診療づくりを目指しています。通いやすさ・相談しやすさ・受診のしやすさを実現するための私たちの取り組みはいま始まったばかりです。

こうした未来の医療体制をつくる試みは、患者さんと一緒にすすめていくことで初めて成立します。さまざまな不便や支障が、システム面、制度面により生じているのであれば、仕組みの変化を社会に求める必要があるかもしれません。

新しい医療の試みは、患者さんと私たち医療者が、思い込みや無駄なこだわりを捨てて工夫を続けることでのみ改善されます。当初様々な不便や慣れない仕組みがあるかもしれませんが、新しい試みをどうぞ応援し、温かくご意見を下さい。

各種報道でご存知の通り、日本の医療現場は深刻な人手不足です。過酷な診療の日々で自身の心と生活を守るために、命を救う医療をあきらめて進路を変えていく医療仲間たちも沢山います。

患者さんと医療者が互いに敬意をもって向き合い、社会の中の医療資源を大事にしていこうとしなければかかりつけ医療は失われてしまうものなのです。
ぜひわたしたちと一緒に、持続可能なかかりつけ医療を一緒に作ってください。

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INTERVIEW

インタビュー

ハイブリッド型のオンライン診療で、日常の便利も将来の健康も手に入れてほしい

<プロフィール>
京都大学薬学部を卒業後、大阪市立大学医学部に入学。卒業後は奈良県内の病院にて研修医として勤務を始めるが、3年ほど経ったタイミングでオンライン診療事業の立ち上げに加わることに。研修医と並行しながら週1日ほどオンライン診療に携わりながら経験を積み、2025年6月より保険診療を開始予定の「みらいクリニック大阪北浜」の院長に就任した。

――まずは、オンライン診療を始めたきっかけから教えてください。

病院に行かなければならなくなったとき、みなさんは何を考えるでしょう。時間をやりくりして病院に行き、受付してから診察まで1~2時間ほど待ち、数分ほど診察を受けたら会計を待ち、薬を処方されたらさらに1~2時間待つ。医師の診察を受けるために、半日、下手したら1日がつぶれてしまう。近しい経験は誰しもお持ちではないでしょうか?

普段働いている方は時間の確保が容易ではないでしょう。小さなお子さんがいる家庭で、急に体調不良になった際も仕事の調整は大変です。“待つ”という状況が分かっているがゆえに、病院に行かなければと思いつつ足が遠くなっている方もいると思います。

対面診療は、実際の診察時間以外に多くの時間がかかり、患者さんはもちろん医療従事者にとってもストレスになっている。そこに課題感があったことから、「患者さんがもっと気軽に相談できる環境をつくりたい」という想いでオンライン診療を始めました。

オンライン診療と対面診療を使い分けられるハイブリッド型が特徴

――続いて、オンライン診療の現状について教えてください。

新型コロナウイルス感染症が拡大した際、院内感染を含む感染防止のため、電話やオンラインによる診療、服薬指導等が時限的、特例的に認められました。その後、厚生労働省がガイドラインを整備し、オンライン診療は以下ルールが定められています。
オンライン診療は、対面診療と適切に組み合わせて実施することが基本です。
適切な診療のため、一部の場合を除き、原則、かかりつけの医師が実施します。
医師がオンライン診療による診療が適切でないと判断した場合には、利用できません。
参考:【オンライン診療について|厚生労働省】https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html

こうした変化を受け、大手を中心にオンライン診療を始める事業者が増えましたが、必要なときに対面診療を受けられる環境が整っていないのが現状です。一方でかかりつけ医のような地域のクリニックはオンライン診療に対応しているケースが多くありません。

――そこで立ち上げたのが「みらいクリニック大阪北浜」ということですね?

近所にあって“かかりつけ医”のように身近な存在でありながら、オンライン診察も受けられる。対面診療とオンライン診療をハイブリッドで提供したいとクリニックを立ち上げました。双方の良いところを掛け合わせたのが特徴ですが、特別なクリニックという意識はありません。今の時代に必要なクリニックですし、もっと増えていくべきだと考えています。

――オンライン診療、特にハイブリッド型にはどんなメリットがあるでしょう?

仕事が忙しくて病院に行く時間がない方であれば、時間を有効に使えます。診察直前まで仕事ができますし、終わればすぐに再開できます。待ち時間がなくストレスがありません。

​小さなお子さんがいるご家族にもオススメです。急に熱が出て病院に連れていく時間がない場合でも、オンライン診療なら気軽に受診できます。病院を嫌がるお子さんもいますが、オンラインの画面越しだと平気な子どもは多いです。病院へ行ったことで親や子供が別の病気をもらってしまうとよく聞きますが、オンラインならその心配もありません。

ハイブリッド型なら、必要に応じて対面診療を受けられることも大きなメリットです。オンラインでの診察後に医師から対面診療を依頼することもありますし、患者さん自身が不安だからと最初は対面診療で、慣れてきたらオンライン診療に切り替えることも可能。症状や状況に合わせて適切な診療方法を選べるのはハイブリッド型ならではの利点です。

――ここ数年、オンラインのサービス提供は一般的になりましたが、医療に関しては不安を感じる方もいると思います。そういった方へのメッセージはありますか?

対面と同じクオリティの診療が受けられるかという点についてはご安心ください。例えば患者さんの話し方、立ち上がる様子、歩き方など、画面越しでも多くの情報が得られます。精度の高い診断ができますし、必要に応じてすぐ対面診療へと切り替えます。

​大切なのは、「数日間で命に危険が及ぶ可能性があるか」を間違いなく判断できること。その判断をする上では、オンライン診療でも問題ないと自信を持って言えます。

​私自身は医師になってからずっと初診外来と救急外来で経験を積んできました。初めての患者さんも精度の高い診断ができますので安心してほしいです。

日常の便利や安心だけでなく、10年、20年後の健康のためにも活用してほしい

――オンライン診療で気軽に相談できるようになることで、今まで以上に便利や安心を感じられそうです。

――その他にオンライン診療で得られるメリットはありますか?

活用次第で、10年、20年後の健康につなげられることです。多くの方が年1回程度、健康診断や人間ドックを受けていると思いますが、数値にちょっと問題があっても病院に行かずそのままという方も多いでしょう。すぐ病気になることはなくても、放置することで、10年、20年後に「あのとき病院に行っていたら」となってしまうリスクもあるはずです。

​だからこそ、ちょっとでも不安がある方はオンライン診療を活用してほしい。気軽に相談することを習慣にすれば、病気のリスクを減らせますし、10年、20年後の健康にもつながっていくはず。うまく活用しながら、将来の健康に役立ててもらえたら嬉しいです。

ハイブリッド型のオンライン診療を、全国各地へと広げていきたい。

――今後どういったビジョンを描かれていますか?

まずは大阪・北浜からのスタートですが、この地域でモデルを確立した後は、ハイブリッド型のオンライン診療を全国へと広げていきたいです。

​現在、自宅に体温計や血圧計があることは珍しくありません。ここ数年でパルスオキシメーター(サチュレーションモニター)を購入した方もいると思います。自宅でさまざまなデータを計測できるようになれば、オンラインでもより高い精度で診断できるようになります。

​例えば、各種データを計測したらBluetoothでスマホに保存され、かかりつけ医のいるクリニックに転送され、医師や看護師が定期的にデータをチェックする。気になる数値が出た際はオンラインで15~30分ほど診察を受け、必要に応じて対面診療に来てもらう。そんな便利な未来が日常になることも十分あり得るはずです。

――そんな進化によりどのような変化が生まれると思いますか?

オンライン診療の普及により、未然に防げる病気も増えるのではないでしょうか。

過去20年、30年の変化では、胃カメラ検査の普及により胃がんの早期発見が格段に増えました。早期発見できれば内視鏡で手術できるため、開腹手術がほとんどなくなりました。 ​

オンライン診療が普及し、医師に気軽に相談でき、定期的に健康チェックができるようになれば、重症の糖尿病患者も減っていくのではないでしょうか。健康のためにジムへ通うように、オンラインでかかりつけ医に相談する世界が普通になる。そうなることで多くの方が健やかに暮らせるようになり、ひいては社会全体のためにもなるのではないでしょうか。