お子さんの急な発熱や咳、鼻水、腹痛、皮ふのトラブルなど、日常的に起こるさまざまな症状に対応しています。風邪やインフルエンザ、胃腸炎といった感染症はもちろん、アレルギー性鼻炎や湿疹、便秘、夜尿症などの慢性的な症状についても診察・治療を行っています。また、予防接種や乳幼児健診など、成長に応じた健康管理も大切にしています。小さなお子さんも安心して受診できるよう、やさしく丁寧な診察を心がけていますので、お気軽にご相談ください。webからのご予約制でお待たせ時間が短い院内診療のほか、オンライン診療もご利用いただけます。ご自宅から医師に相談でき、お子さんの負担、ご家族のご負担も少なく済みます。オンラインで診察した場合で、もし、医師が「これは一度、院内で詳しく診る必要がある」と判断した場合は、その旨をきちんとお伝えしますので、その際はどうぞ安心してご来院ください。
お子さんの急な発熱や、咳・鼻水はご心配ですね。まずは慌てずに、水分補給と安静を心がけてあげてください。
※呼びかけに反応しない、呼吸が弱い(または極端に荒い)、5分以上けいれんしているなど、明らかに緊急の場合は迷わず救急車を呼んでください
「病院に行くべきか迷う」「何となくいつもと様子が違う」「風邪が長引いている」「いつものお薬が欲しい」といった場合は、まずはお気軽に当院にご相談ください。
子どもに多い胃腸炎は、細菌性胃腸炎とウイルス性胃腸炎で、嘔吐や下痢などが主な症状です。特に小さなお子さんは脱水になりやすいため、こまめな水分補給と早めの受診が重要です。
どんな胃腸炎でも治療法は同じで、特効薬はないため対症療法となり、脱水予防が基本となります。嘔吐は一過性ですが、繰り返す場合は水分や食事の摂取をやめ、しばらく腸管を休ませる必要があります。吐き気止めの薬を使う場合もあります。脱水が強い場合は点滴を行います。
予防接種は、かつて子どもたちの健康を脅かした重い感染症から、大切なお子さんを守るための「未来への贈り物」です。
生後2ヶ月から始まる予防接種は種類も多く、スケジュール管理が大変に感じられるかもしれません。当院では、お子さんの接種状態に合わせて、次回以降のご予約をとっていただくことで受診計画をご家庭でたてていただきます。また、「同時接種」で、お子さんとご家族の負担を減らしながら、効率よく免疫をつけていくことも可能です。
接種当日は、医師がお子さんの体調をしっかり確認します。ワクチンのこと、副反応のことなど、ご不安な点は何でもお尋ねください。予防接種は、病気でない時にこそ、お子さんの健やかな成長を一緒に見守っていく「かかりつけ医」との大切な接点です。私たちはこの機会を通じて、ご家族との信頼関係を築いていきたいと考えています。
お子さんの体に急に「ぶつぶつ」が出ると驚きますよね。その多くは、あせもなど発汗によるものや、手足口病やりんご病といった、自然に治るウイルス性の発疹です。まずは慌てずに、お子さんの様子をよく観察してあげてください。
発疹とあわせて、熱があるか、元気はあるか、かゆがっているかなど、全身の状態を見ることが診断の鍵になります。かゆみが強い時は、爪を短く切り、冷たいタオルで冷やすと楽になります。また、お薬を使うことで辛い症状を落ち着かせ、生活に支障がないようにすることも必要です。発疹に熱などの症状が伴う場合、それは皮膚だけの問題ではなく、子ども全体を診察する小児科の専門分野です。心配な時は自己判断せず、お気軽にご相談ください。
空気の通り道である気管支が慢性的に炎症を起こし、気管支が狭くなることで、咳や息苦しさ、息を吐くたびにヒューヒュー、ゼーゼーという笛のような音(喘鳴)や呼吸困難を繰り返す病気です。
季節の変わり目やストレス、アレルギーなどで悪化しやすく、特に風邪をひいた時や、運動時、夜間などに症状が出やすいのが特徴です。
基本的に吸入薬や内服などを継続的に使用し、発作の際に点滴や吸入する薬も処方されます。発作が消失しない場合や、チアノーゼ・意識障害が出現するなどの重篤な場合には、すぐに挿管を行い、人工呼吸器管理となります。重症度によっては生死に関わってくるため、症状をコントロールするために、日々の治療を継続すること、そして、発作を誘発する可能性のあるアレルゲンや刺激を避けることが大切となります。
予防を開始したら、コントロール状況の経過観察のため、1ヶ月毎に、最低3ヶ月は継続的に受診をすることが大切となります。
乳幼児健診は、病気の早期発見はもちろん、お子さんの成長や発達が順調かいわば、子育ての「定期点検」のようなものです。
健診では、身長・体重などの身体的な発育、首のすわりやおすわりといった運動機能、ことばの発達などをチェックします。また、心臓の音や股関節の状態など、全身を診察して、隠れた病気のサインがないかを確認します。
そして健診は、お子さんだけでなく、ご家族のための時間でもあります。「育児で不安なことはないか」「お母さん自身の体調はどうか」など、日頃のちょっとした疑問や心配事を、医師や保健師に気兼ねなく相談できる場です。私たちは、健診を通じてご家族に寄り添い、安心して子育てができるようサポートします。
皮膚の乾燥やかゆみを繰り返す湿疹が特徴の慢性的な皮膚炎です。スキンケアと環境調整、薬の使い方が治療のポイントです。
アトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患の1つであるため、短期間で治癒するということはないので、十分に内容をご理解いただいて、根気よくスキンケアと治療を継続することが大切です。
アトピー性皮膚炎があると、皮膚のバリア機能異常のために、外からの刺激がどんどん入ってきてしまいます。その中にはいろいろなアレルゲンも含まれており、アレルギーを持っている人であれば、そのアレルギーの状態をさらに悪化させてしまいます。そうなると他の喘息などのアレルギー疾患がでてきたり、かゆみがひどい状態が続くと、夜よく眠れなくなって成長ホルモンの分泌がわるくなり、成長障害につながることもありますし、睡眠不足が続くと学校生活など日常生活にも支障がでます。また、引っ掻いてしまうことで、伝染性膿痂疹(とびひ)や伝染性軟属腫(みずいぼ)の原因となるため注意が必要です。
急性中耳炎は、お子さんのかぜに続いて起こりやすい、最も一般的な合併症の一つです。急な発熱や耳の痛み、機嫌が悪くなるなどの症状が見られます。
診断の鍵は、耳鏡で鼓膜が赤く腫れているのを直接確認することですが、痛くて泣いているお子さんの耳の中を正確に診ることは時に難しい作業です。
治療で最も大切なのは、まず解熱鎮痛剤で痛みをとってあげることです。抗菌薬(抗生物質)は、重症の場合や年齢の低いお子さんには必要ですが、最近では、すぐに使わずに少し様子を見る「待機的療法」も選択肢の一つです。私たちは、お子さんの状態を正確に診断し、不要な薬を減らしながら、最適な治療を行います。
お子さんの繰り返す鼻炎や喉の腫れ、ご心配ですね。「いつも鼻が詰まっている」「口をポカンと開けている」「いびきが気になる」といった症状が続く場合、単なるかぜではないかもしれません。
その背景には、顎の成長や舌の位置といった「お口の機能の問題」で、空気の通り道が狭くなっている可能性が考えられます。気道が狭いと鼻で呼吸しづらいため口呼吸になり、鼻が持つフィルターや加湿機能が使えず、鼻や喉のトラブルを繰り返しやすくなるのです。
このような問題の根本的な解決には、お口の専門家である歯科との連携が非常に重要です。歯科では、舌や唇の正しい使い方を覚えるトレーニングや、顎の成長を助ける装置などを用いて、鼻で楽に呼吸ができるよう導きます。
当院ではこの視点を持ち、お子さんの健やかな呼吸と成長をサポートします。必要に応じて専門の歯科医をご紹介しますので、お気軽にご相談ください。
小さなお子さんの体調の変化は、ご家族にとって大きな心配ごと。
当院では、内科に加えて小児の診療も行っており、発熱や咳、湿疹、便秘など日常的な症状から、予防接種・乳幼児健診まで、幅広く対応しています。
お子さんとご家族が安心してご相談いただけるよう、わかりやすく丁寧な診察と、リラックスできる環境づくりを心がけています。
すべての待合室が個室になっており、他の方と距離が保てるため、お子さまの様子に気を配りながら安心してお待ちいただけます。
院長は薬剤師の資格も持ち、薬の専門家としても適切な処方を心がけています。お子さんのお薬の味や飲み方についてのご相談にも対応いたします。
小児の診察経験が豊富な医師とスタッフが対応いたします。
診察を怖がるお子さんにも配慮しながら、安心できるよう声かけや進め方を工夫しています。
お口に関するお悩みがある場合は、受診時に医師へご相談ください。
※歯科の選択は患者さまご自身でお決めいただけます。
当院近隣には小児の処方薬に強い薬局があり、シロップや粉薬に関するご相談が可能です。また、LINE等で処方せんを事前送信し待ち時間を少なくできる薬局や郵送を依頼できる薬局もあり、オンライン対応に強い薬局もそろっています。薬局は自由にお選びいただけますので「北浜+オンライン対応+薬局」などでご検索ください。